2019年1月20日 (日)

大学が学生に与えるべきもの

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大学が学生に与えるべきもの

- 知的興奮とは体験だ -

 

57万人が受験するという
大学入試センター試験が、
昨日(2019年1月19日)から始まった。

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蓄えた力が十分発揮できるよう
受験生の健闘を祈るばかりだ。

というわけで、その週末には
「大学入試センター試験」の文字が
一面に載ることは確実だった
2019年1月16日水曜日
朝日新聞はなぜかこんな特集記事を
掲載していた。

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あまりにもバカバカしくて
本文を読む気にすらならないが、
見出しを見て、
人文学を大学から追放しようという
一部の動きに対する強い反論を、

『ことばと国家』岩波新書

を始め、言語に関する名著の多い
田中克彦さんが、
書評欄に寄せていたことを思い出した。

印象的ないい言葉が含まれていたので、
今日はそれを紹介したい。

田中克彦「大学と人文学の伝統」
朝日新聞書評欄(2015年5月5日)

(以下、水色部記事からの引用)

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【鳥居龍蔵(とりいりゅうぞう)】

 人類学がまだ土俗学と
呼ばれていた頃の、黎明期日本の
近代学問の開拓者となった鳥居龍蔵は、
小学校に1年学んだだけで
退学させられた。

学校の授業が気に入らず
欠席がちになったからである。

 しかし家では多方面にわたって
早熟な読書をし、英、独、仏など
外国語の学習にも励んだ。

やがて地元徳島の
考古学的遺跡の調査を行い、
明治19年に
東京人類学会が創立されると、
ただちにその会員になった。
16歳のとき
である。

のちに人類学者、考古学者、民族学者、
民俗学者として活躍する
鳥居龍蔵(1870-1953)のことだ。

 その後上京して、
坪井正五郎教授の手引きで
東京帝国大学の研究室の
資料整理にかかわるようになり、
生涯にわたって、樺太、シベリア、
モンゴル、旧満洲など、
ひろく極東の調査を行った


東京帝大助教授の職を得て
勤務しながらも、
意に沿わないことがあって辞職した。

このような生涯の足どりを記したのが
『ある老学徒の手記』である。

鳥居龍蔵(著)
「ある老学徒の手記」岩波文庫


 鳥居は言う。

「私は学問のために学問し、
 生活のために学問せず」 

「学校卒業証書や肩書で生活しない。
 私は私自身を作り出したので、
 私一個人は私のみである」と。

 学問の自立への
このような強い信念が形成されたのは、
その素質を見込んで、
これを読んでみろと
次々に書物を提供する市井の人たちや、
徳島の自宅まで訪れて助言を与えた
坪井教授のような大学人が、
当時の日本にはいたからである

 

続いて、鳥居とは対照的に、
生涯ほとんど学校から離れず、
独自にアラブ学の道を開いた
前場信次をあげている。

田中さんは、
自身が東京外国語大学の学生であった頃、
前場さんから直接
フランス語の手ほどきを受けたらしい。

エミール・ゾラや
シャトーブリアンの描く女たちを、
先生は飄々とした調子で
論じているうちに、いつの間にか
アラビアンナイトの女との比較に
話が流れていくという具合であった。

先生の本業が
アラブ学であると知ったのは、
ずっと後のことであった。

先生は東京外語で
フランス語を修めた後、
東京大学の東洋史に進まれ、
ヨーロッパと東洋を結ぷ研究に
沈潜された。

十字軍とレコンキスタを扱った
『イスラムとヨーロッパ』は、
いまのような時代になって
突然浮かび上がったかに見える問題には
深い背景があることを
思い知らせてくれる。

東西にわたる
深く広い学識にささえられた洞察は、
目前の実利に追われる
総ビジネス化大学からは
急速に失われつつある

前嶋信次著作選
「イスラムとヨーロッパ」
平凡社 東洋文庫

 

 大学が企業や官庁の
勤め人養成の下請け機関になりさがり、
他方で研究をますます狭い
こまぎれの専門領域へと分断する結果、
技術はあるが、全体を見渡し
考えることを放棄した人間を
製造する場
となる。

その危険を、もう150年も前に
警告しているのがJ・S・ミルの講演
『大学教育について』である。

J.S.ミル(著), 竹内一誠(翻訳)
「大学教育について」
岩波文庫


 ミルはこの講演で
「自分自身と自分の家族が
 裕福になること
 あるいは出世すること」を
「人生最高の目的」とする人たちに
大学が占領されないよう

絶えざる警戒が必要であると訴えている。

田中さんは
鳥居龍蔵、前場信次、J.S.ミル、をあげ
現代の社会と大学から
急速に失われつつあるものを
痛烈に指摘している。

 今の日本の政治を担う人たちは、
かつて大学生であったとしても、
大学が学生に与えるべき
最も大切な経験
-真実という鏡の前で
 自らの精神のくもりに気づくという
知的・心的経験

一度として味わわなかったのであろう。

だからこそ、もうからない人文学を
大学から追放しようという、
先人の築いた日本の伝統を
破壊へと導きかねない発想が
表れるのであろう。

 

「大学が学生に与えるべき
 最も大切な経験」

私は、理工学部で電気工学を
専攻していた学生だったためか、
個人的な経験を振り返るとき
「真実という鏡の前で
 自らの精神のくもりに気づく」
という言葉はピッタリとは
当てはまらないような気がするが、
少なくとも
高校までの「勉強」とは全く次元の違う
「学問」の大海原が見えてきたときの
知的興奮は忘れられない。

先人の驚くべき発想と努力によって
切り拓かれ、
大きく深く広がっていった学問の世界。

それは人間の精神世界の豊かさを
驚嘆と共に痛感させるものでもあったが、
一方で、その果てしもない大きな世界が、
自然を解明するという点では、
おそろしいほどにわずかな部分しか
カバーできていないという現実を
挑戦状のように
突きつけてくるものでもあった。

そういった興奮や世界観を
大学や大学で出会った仲間たちが
与えてくれたことには
いまでも感謝している。

それは
「知識を獲得する」といったものとは違う、
まさに自らの「体験」であった。

知的興奮に文系も理系もない。
あの「快楽」を
若い人にはぜひ体験してもらいたい。

もちろんそれは
「大学で」に限ったことではないけれど、
少なくとも私が
初めてそれを「体験」できたのは
「大学で」であった。

 

 

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2019年1月13日 (日)

2019 数字あそび

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2019 数字あそび

- 降順と昇順の傑作 -

 

2019年が始まった。

ここに書いた通り、
数学好きと言うか、数字好きな人は
数字を見るとまずは「素数」に
反応してしまうようだが、
一見素数のニオイがするものの
「2019」は素数ではない。

(「素数」とは中学で習った
 「1より大きい自然数で、正の約数が
  1と自分自身のみであるもののこと」
 小さいところだと
  2, 3, 5, 7, 11 ・・・)

2017 は素数だったが、
2018 = 2 x 1009 (2 x 素数)
2019 = 3 x 673  (3 x 素数)

ちなみに、次に素数となる年号は
一見素数のような気がしない
つまり約数があるような気がする
2027。

2017年に「2017」を使った
数字あそびを書いたので、
今回は「2019」を使った数字あそびを
紹介したい。

(えっ、2017の次は2019で、
 2018年ネタはないの?
 なる反応があるとも思えないが、
 2019ネタを始める前に
 ひとつだけ2018年関連ネタを。
 
 2018年10月19日。
  [  20181019 ]:素数!
  [    181019 ]:素数!
  [      81019 ]:素数!
  [        1019 ]:素数!
  [          19 ]:素数!)

 

では、2019ネタを始めたい。

(AA) 【降順(・・4, 3, 2, 1・・)で】
 ではこれが見事。

210 + 29 + 28 + 27 + 26 + 25 + 24 - 23 - 22 - 21 + 20 = 2019

10 x 9 x 8 x 7 / 6 / 5 x 4 x 3 + 2 + 1 = 2019

 

(BB) 【昇順(1, 2, 3, 4 ・・)で】
 の傑作は3乗で揃えたこれ。

13 - 23 - 33 + 43 - 53 + 63 - 73 + 83 + 93 + 103 = 2019

 

(CC) 【3つの「素数の2乗」の和】
 6通りで記述できる最小数らしい。

(1) 72 + 112 + 432 = 2019

(2) 72 + 172 + 412 = 2019

(3) 132 + 132 + 412 = 2019

(4) 112 + 232 + 372 = 2019

(5) 172 + 192 + 372 = 2019

(6) 232 + 232 + 312 = 2019

 

(DD) 【2019の数字の並びそのまま2回使って】

201 x 9 + 201 + 9 = 2019

 

(EE) 【その他べき乗を使って】

74 -63 -53 -43 +33 -22 = 2019

64 +54 +34 +24 +14 = 2019

55 -45 -34 -14 = 2019

37 -35 +34 -32 +31 = 2019

211 -24 -23 -22 -20 = 2019

 

(FF) 【こんな長いものも】

12 + 22 + 23 + 24 + 25 + 26 + 27 +
32 + 33 + 34 + 35 + 52 + 53 +
62 + 63 + 72 + 102 + 112 + 122 +
132 + 142 + 152 = 2019

 

発見した方々に敬意を表して、
記録としてここに留めておきたい。

「2017」の時と同様、
「だからナンだ」と聞かれても
返す言葉はないのだけれど。

 

 

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2019年1月 6日 (日)

初めての中国・上海 (6)

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初めての中国・上海 (6)

- 見下ろす景色と豫園と -

 

すでに6日も経ってしまいましたが、
あけましておめでとうございます。

=========
安倍首相、
新元号は「4月1日公表」と正式発表
=========
なる見出しが「産経ニュース」で流れ、
それに対して
「えっ! 新元号って
 『4月1日公表』っていう名前に
 なったっていうこと?」
と白々しい誤解のコメントで
ツイッターが盛り上がるのは
そんなにきらいじゃぁないのですが
その中に、
「読み方は、
 『わたぬききみひら』でしょ」
なるコメントがあって
さらに気に入りました。

四月一日になると
綿の入っている着物を脱いで
あわせの着物になる事から
四月一日(四月朔日)を
『わたぬき』と読むのだとか。

世界はいろいろなところから
広がるものです。

とまぁ、
自分自身への備忘録を兼ねた
ブログではありますが、
気ままに続けていきたいと
思っていますので、
今後ともどうぞよろしくお願いします。

皆様にとって素敵な一年となりますよう。

***************

というわけで(?)
前回に引き続き、
2018年11月、出張で行った
中国・上海で印象に残ったことを
写真を添えて紹介したい。
今日はその最終回。

 

仕事が終わって日本に帰る土曜日。
飛行機の出発時間までの半日、
上海観光をしようと思っていた。

すると、私が「上海は初めて」、
と言っていたせいか、
訪問先の会社の方のおひとりが
気を遣って下さり、
休日にもかかわらず、
「案内しますよ」
と言って来て下さった。

初めての国であっても、
自分であれやこれや悩みながら
観光することはちっとも苦ではなかったし、
自分ペースで回れるほうが
気が楽だと思っていたし、
なにより相手のお休みの日を
私のために使わせてしまうのは
申し訳なかったので、
一旦は丁寧にお断りした。

ところが、金曜日
私の固辞を忘れたかのように
「明日はどこに行きたい?」
とかなり積極的。
熱意におされて
今回は厚意に甘えることにした。

現地中国人による英語のガイド付き
半日ツアー、贅沢な時間だ。
こうなれば、逆に任せてしまおう。

土曜日の朝、
ホテルまで来てくれた彼が
最初に「行こう!」と
連れて行ってくれたのは、
黄浦江という川の東側「浦東エリア」。

高層ビルが多い地域の中でも、
特に目立っているビルのひとつ。
ここに上って、まずは上から眺めよう、
ということになった。

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展望台があるような高い塔やビルは
他にいくつもあるのに、
「ここは日本の森ビルが作ったンですよ。
 エレベータも東芝のもので
 すごく静かで速いンです」
と日本人が少しでも喜びそうな
日本に関連の深いビルを選んでくれる
その心遣いがうれしい。

91階のレストランを目指す。

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「上海環球金融中心」
2008年に日本の森ビルが
15年の歳月をかけて完成させた。
高さは494mもある。
日本一の「あべのハルカス」でも300mだ。

91階からの眺め。
正面の赤い玉を持つ塔は、
上海のシンボルタワー
「東方明珠塔」高さ462m。

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下の写真右側の高層ビルは
「金茂大厦88層観光庁」
高さ420.5m、88階建ての高層ビル

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前夜、金曜日の夜
こんなふうにライトアップされていた

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対岸のバンドエリアも
全景がよく見渡せる。

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川沿いのビルをライトアップすることは、
regulationで決まっているらしい。
照明の電気代も
税金で払われているのだとか。

79階から94階には5つ星のホテル
「パークハイアット上海」が入っている。
なんて高いところにあるホテルなんだ。
(値段も高いらしいけれど)

ここは、ホテルの朝食にも
使われているレストランゆえ
景色だけでなく雰囲気もいい。

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降りてくると、すぐとなりには
2016年に完成したばかりの
「上海中心(上海タワー)」。
高さはなんと632m!!
もう一度書く、
日本一の「あべのハルカス」でも300mだ。

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91階から頭部が見えていた
金茂大厦88層観光庁も
下から見るとこんな感じ。
竹をモチーフにした外観らしいが、
言われてみるとわからなくもない。

Pb032368s

 

近代的な超高層ビル群を
見たあとは、
川の対岸、
「豫園(よえん)」に向かった。

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豫園は
江南古典庭園の名園と称されるところだが、
まわりは豫園商城と呼ばれる
土産物屋が並ぶ
一大観光スポットとなっている。

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まずはチケットを買って
豫園(よえん)見学。

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入り口の門は小さいが、
見上げると石の彫刻がすごい。

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漸入佳境と呼ばれる遊廊。

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仰山堂からの庭の眺め。

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仰山堂は1866年に創建された。

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足元を見ると、
敷き詰められた石の模様が
エリアによって違っていておもしろい。

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くり抜き門が随所に見られる。

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石の配置に特徴のある庭園

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瓦にも細部まで手の込んだ施しが。

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屋根も独特な形状をしている。

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「龍壁」と呼ばれる塀。

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思わず写真を撮りたくなるが、
同行の中国人によると
再建時に観光用に作られたもので
もともと古くからあったものではない、
とのこと。


ガジュマルで作られた家具や彫刻のある
建物もある。

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池や遊廊との組合せも絶妙。

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内園と呼ばれる
7m四方の舞台を囲む空間。

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窓の格子も細かくて美しい。

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豫園を出ると、
同じトーンで作られた
巨大な土産物屋が目の前に迫ってくる。

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豫園の外ながら、隣接して建つ
「上海緑波廊酒楼」。
中国十大レストランの1つに名を連ねる
上海料理の名店だ。

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ちょうど季節ということもあり、
ここで有名な「上海蟹」を
食べることにした。

昼食時は予約ができないらしく、
受付で名前を登録して順番を待つ。
もちろんお知らせはスマホに来る。
なので、入り口付近でじっと待たずに
近くの土産物店をウロウロしながら
待つことができるのだが、
土曜日の昼時、園周辺は観光客で大混雑。
呼ばれてもサクサクと移動できないので、
ついつい入口付近で待つ人が多くなる。

ここで待っているとき、同行の中国人が
おもしろいことを言った。

「このお店は、
 観光地のベストロケーションにあるので
 観光客でいつも溢れかえっている。

 レストランの名店としても
 よく知られていて、
 大統領や王様級のお客様も来る。

 つまり商売としては大繁盛なのだが、
 お店はgovernmentがやっている。
 なので、お客様で大賑わいなのに、
 店員にはお客への笑顔がないンだ。
 見ててみて。
 笑わないから」

思わずその視点で店員を見てしまう。
なるほど、キビキビと動き、
事務的に忙しそうに働いてはいるが、
愛想笑いも含めて笑顔がない。

忙しくて機嫌が悪い、
というわけではないようだ。

笑顔がなくても、
対応自体が悪いわけではない。

上海蟹を頼むと、調理前の
数杯の蟹をザルに入れて持ってきて
「選べ」と言う。

もちろん私には選べないので、
同行の中国人に頼んでしまった。

「どこを見て選ぶの?」

会話が弾む。
2杯決定!

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しばらく待つと、
この状態で目の前に再登場。

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食べ方(解体の仕方)を
教わりながら初上海蟹。

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蟹を食べると皆静かになってしまうのは
洋の東西、というか国を問わないようだ。
手も汚れてしまったので
以降写真なし。
独特な甘みもあって
ほんとうにおいしい蟹だった。

 

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半日ではあったが、
ガイド付きの贅沢な観光終了。

丁寧に礼を言い、空港に向かった。

もし、彼が日本に来た時は、
ぜひともこの御礼をしたいと思うのだが、
さて、半日あったとして、
東京ならどこに案内しよう?

 

 

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2018年12月30日 (日)

初めての中国・上海 (5)

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初めての中国・上海 (5)

- 川の両岸に広がるタイプの違う夜景 -

 

前回に引き続き、
2018年11月、出張で行った
中国・上海で印象に残ったことを
写真を添えて紹介したい。

【上海の夜景】
金曜日の夜、
外灘(バンド)と呼ばれるエリアの
夜景を見に行った。

地下鉄の駅を降りて、
「人波」に揉まれながら
ゆっくり歩くこと約10分。

この景色が飛び込んできた。
夜景だけでなく、
手前の人の数(の気配)にもご注目あれ。

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ニューヨークやサンフランシスコ、
パリやミラノやブリュッセルなど、
印象に残っている夜景は数多くあるが
それらとはちょっと違う意味で
インパクトのある夜景で、
おもわず「おぉ」と声が漏れてしまった。

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船が見える通り、
川向こうのビル群と同時に、
手前岸にはこれが連なっている。

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川沿いを歩くと、
ライトアップされた欧風建築物を
ひとつひとつつぶさに見ることができるが、
どれもラスベガスのように
ハリボテではないので
風格がある。

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1920-1930年代に建てられたものが多い。

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手前川岸の美しさに驚きつつも、

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川向こうに目を遣ると

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これが広がっている。

 

下の写真左側は、1910年の
外灘2号(旧シャンハイクラブ)

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左から
1897年 外灘6号(旧中国通商銀行)
1907年 バンコク銀行(旧大北電報公司)
1877年 招商局(旧輪船招商局)
1923年 外灘12号(旧香港上海銀行)

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中国通商銀行は、中国人による初の銀行。
大北電報公司は、1882年に
英国系の大東電報公司とともに
中国で最初の電話交換所を設置した会社。

下の写真中央は
1916年 外灘3号

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2004年にモダンなデザインに改装した
外灘リノベート複合ビルのトップバッター。
ジョルジオアルマーニの
フラグシップストアなどが入る。

左から
1923年 外灘12号(旧香港上海銀行)
1925年 上海海関(旧江海関)

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ドームのある外灘12号は、
イギリス人が
「スエズ運河からベーリング海峡の間にある
建造物で、最も美しくすばらしい建築物」
と賛美した建物。

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中央左から右へ
1922年 AIA
1923年 外灘(旧チャータード銀行)

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並べた写真は
連なる建築物のごくごく一部だ。

帰るとき名残り惜しくて振り返ると
正面にはまたこの夜景。

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川下方面を見てもライトアップは
続いている。

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出張最後の夜、
仕事からの開放感と
ひとりで気ままにぶらつける気軽さとで
迫力のあるライトアップを
心の底から満喫することができた。

 

***************

と気がつけば、今日はもう12月30日。
週末に書いて
日曜ごとに更新してきた本ブログも、
本日無事に、2018年の最終更新を
迎えることができました。

来年もぼちぼち続けて行こうと
思っていますので、
引き続きよろしくお願いします。

皆様、
どうぞ、よいお年をお迎え下さい。

 

 

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2018年12月23日 (日)

初めての中国・上海 (4)

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初めての中国・上海 (4)

- ひとりで飲むな -

 

前回に引き続き、
2018年11月、出張で行った
中国・上海で印象に残ったことを
写真を添えて紹介したい。

 

【ひとりで飲むな】
日本からの訪問者は私ひとりだったが、
訪問先の会社の方が親睦会を兼ねた
夕食の機会を作ってくださった。

「中国の宴会は、
 白酒(パイチュウ)などで
 相当呑まされる」

と聞いていたので、
かなり覚悟していたのだが、
技術屋が中心のメンバだったせいか
お行儀のいい、なごやかな宴会だった。
営業の会だとこうはいかない、と
中国人自身が言っていたので、
業種によっては
雰囲気が大きく違うのかもしれない。


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「日本との違い」で目についたものを。

まず箸。
縦方向に二膳置いてある。
洋食のナイフ・フォークのように
外側から使うのだろうか?

聞いてみると、
外側の一膳が取り箸で、
内側の一膳は自分用、とのこと。

取り箸を大皿ごとにつけないという発想。
なるほど。

間違えないように、
見た目がかなり違ったトーンの
二組になっているが、
よく見ていると、ちゃんと守られていたのは
宴会の最初のころのみだった。
途中からはもう、中国人も皆
どっちがどっちだか、という感じ。

あまり神経質に
気にして使っているわけではないようだ。

ちなみに、
「日本では箸を置くとき
 横方向に置くのはどうしてか?」
と質問されたが、答えられなかった。

箸を置く角度が90度違うことは
中国と日本の違いのひとつと
認識されているようだ。

Pb012159s

 

グラスを合わせた
いわゆる「乾杯」を皆でしたあと、

食事をしていると、
「**さん、謝謝(シエシエ)」
とか言いながら、グラスをもった人が
次から次へとやってくる。

お互いグラスを持ち上げて、
顔を合わせてニコッ、
その後、酒を口に運ぶ。

この「グラスの挨拶」が、
中国人同士の間でも
あちこちで行われている。

「これってどういう習慣?」
と聞くと
「Don't drink alone.」だって。
つまり
「ひとりで飲むな」
が基本型らしい。

たとえ自分のグラスの酒を飲むときでも、
勝手にグラスを取ってひとりで飲まず、
必ず誰かにひと言「グラスの挨拶」をし、
誘って飲むようにせよ、
ということのようだ。

また、「乾杯」と言うと
まさに飲み干さなければならないらしく、
お行儀のいいこの宴会では
あまり「乾杯」の声は聞かれなかった。

ちょっと面倒なようだが、
「**さん、謝謝(シエシエ)」は
気軽に声をかけるきっかけになるし
まさにひとりで飲むことはなくなるし
悪くない。

 

【ビル全体ディスプレイ】
日本で見たことはないが、
ビル全体がディプレイとなっているビルを
いくつも見た。

Pb012176s

表示が常に動いているので
写真で美しい瞬間をとらえるのは難しいが
文字表示だけでなく
かなり遊び心もある演出になっている。

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いずれにせよ、夜のみとはいえ
インパクトはかなり大きい。

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動画でもお見せしたいと
YouTubeをちょっと探していたら
上海ではないものの
同じ中国・深センのビル全体ディスプレイの
すごい動画があったので、
参考までに貼っておきたい。

ビル全体どころか、
街中のビルがシンクロしている。

近未来映画のシーンを見ているよう。
「いゃいゃ、これはCGでしょ」
と言ってしまいそうな
オジさん感覚が情けない。

 

 

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2018年12月16日 (日)

初めての中国・上海 (3)

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初めての中国・上海 (3)

- バイクの防寒対策とエレベータの制御 -

 

前回に引き続き、
2018年11月、出張で行った
中国・上海で印象に残ったことを
写真を添えて紹介したい。

 

【女性比率】
「共働きが基本」の中国だからだろうが、
訪問した中国企業内を案内していただくと、
オフィス内の男女比がほぼ1対1。

私自身は、日本で
男性の多い職場で働いているせいか、
妙に女性が多く感じる。

「一緒に働いてみると
 女性は男性よりも仕事ができる人が多いし、
 事実、管理職の女性比率も高いンですよ」
とは、訪問した会社の人の弁。

 

ほぼ同数が働いているわけだから
朝の通勤の様子も当然ながらほぼ同数。
女性の年齢層も幅広い。
電車・バスだけでなく、
自転車やバイクも通勤によく使われている。
子供を乗せた二人乗り、三人乗りも
よく見かける。

 

【バイクの風よけ】
通勤時間帯のバイク。
すごい数だ。

Pb022186s

ほとんどが電動バイク。
排気ガスの出るエンジンではない。
「もう95%以上はモータだよ」
と現地の方。

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PM2.5を含め
大気汚染の浄化計画の一部として
電化が進んだらしい。

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バイクの電化だけが理由ではないだろうが、
一時期に比べ
空気は相当きれいになった、とのこと。

実際に街を歩いていても、
大気汚染は特に気にならない。

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で、このバイク、
風を切って寒いのはわかるが、
日本では見ない防寒対策をとっている。

どれもオシャレとはほど遠いものの
効果はありそうだ。

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ダウンのものは軽そうだが、
日本の「どてら」のような
ずっしりと重そうなものもある。

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空気がきれいになった一方で、
大量にゴミとして破棄される
バッテリーの処分が
大きな社会問題となっているらしく、
話を聞いた中国人の言葉を借りると
「電化によって、
 ここにあった問題が
 あっちに移っただけ

言い得て妙だ。

解決案って、解決しているようで実は
「あっちに移っただけ」ということが多い。
「あっち」を見ないようにさえすれば
「ここ」の問題は
解決したかのように見えるけれど、
「あっち」には新たな問題が発生している。

いろいろなところで使えそうな
深い言葉だったゆえ
思わずメモってしまった。

ただ、英語で聞いたコメントを
一旦日本語で解釈してしまうと、
意味はわかっても
もとの英語には戻せないことが多い。
悲しい、というか情けないのだけど。

 

電化されてモータになったせいで、
走行時ほとんど音がしない。

大量に「静かな」バイクが走っているが、
運転のお行儀はあまりよろしくない。

なので、街中で歩いていて
一番気をつけないといけないのは
バイクかもしれない。

ほんとうに静かなンで
何度もヒヤッとさせられた。

 

【エレベータの制御】
訪問した会社は
新しい大きなオフィスビルの15階。

ここのエレベータも初めてのタイプだった。

複数台のエレベータが並ぶ
エレベータホールの入り口付近に
操作パネルがあり、まず最初に
「行きたい階」を押す。
押した瞬間にエレベータの箱を示す
記号(例えば[D])が表示される。

あとは、[D]の前で待って、
来たエレベータに乗り込む。
乗り込むと
当然ながらすでに行き先階のボタンは
押してある。
あとは乗って到着を待つだけ。
箱内ではなにも操作する必要がない。

通常日本で繰り返している
(a) [上下のボタンを押して待つ]
(b) [乗り込む]
(c) [箱内で行き先階を押す]

の(a)と(c)2回押しのアクションが
「最初に行き先を押す」という
1回の操作だけで済む。

こうすれば、
乗る人の操作が減るだけでなく
同じ階に行く人を事前にまとめる等、
グルーピングも可能で、
各階にひとりずつ、という非効率な運行を
事前に避けることもできる。

実際にどんなロジックを使っているのか
もちろんそこまではわからなかったが、
ちょっと賢いロジック(AI)を使えば
エレベータの回転率を
かなり効率化できそうだし、
すでにそうなっているのかもしれない。

オフィスビルでのエレベータの乗り方、
こういったまさに「枯れた」操作系も
まだまだ改善の余地はある、ということか。
エンジニアとしては、
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」
と言われた気がした。

 

 

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2018年12月 9日 (日)

初めての中国・上海 (2)

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初めての中国・上海 (2)

- 物乞いにまで -

 

前回に引き続き、
2018年11月、出張で行った
中国・上海で印象に残ったことを
写真を添えて紹介したい。

 

【スマホの浸透】
到着した夜、上海の会社の方に会った際、
「明朝、ホテルに迎えに行くので、
 部屋番号を教えてほしい」
と言われた。

ちょうどホテルのメモ用紙を
ポケットに入れていたので、
部屋番号をそこに書いた。
ちぎって渡そうとしたその瞬間、
「いゃ、そのままでOK。
 今、写真撮りますから」と
わざわざスマホを取り出し
メモの写真を撮り始めた。

「眼の前のメモ紙を
 受け取るだけなのに」
と私が疑問を呈すると

紙で受け取ると
 どこに入れたのか
 すぐにわからなくなってしまうンです

 スマホの写真なら
 紙を探さなくて済みすから」

 

翌日、訪問先の会社の会議室で
仕事内容のプレゼンテーション。
事前に発表資料はすべて電子ファイルで
手渡してあるので、
出席者は全員ファイルを持っている。

ところが、発表の途中、
ちょっと興味深いスライドを投影すると、
聴衆の中から
すぅーっとたくさんのスマホが湧きあがり、
表示しているスライドを撮影しようとする。

もちろんターゲットはスライドのほうで
発表している私ではないが、
いっせいに多くのスマホを向けられると
ちょっとした有名人になった気分。

最初は驚いたが、聴衆が
どのスライドに興味があるのかが
リアルタイムでわかるので、
それはそれで発表しやすい。

「ファイルを持っているのに
 どうしてスライドの写真を撮るの?」

とあとで聞いてみると

「確かにファイルは持っているけれど
 ファイルを開くと
 1ページ目から見ないといけなくなる。

 写真に撮れば、
 自分が興味のあったスライドだけを
 簡単に見返すことができる
から」

 

どちらもスマホ、特に写真機能を
便利に使いこなしている例だが、
便利に使っている、と言うよりも
完全に生活に「浸透」している
という感じがする。

 

街に出ると、
こういったレンタサイクルが溢れている。

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鍵の部分を見てほしい。

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スマホで鍵部のQRコードを読込み解錠。

目的地まで行ったら乗り捨て。
支払いもスマホなので、
いっさい人を介することなく、
自転車が人から人へと渡っていく。

どこに自転車が放置(?)されているのかは、
もちろんスマホアプリですぐにわかる。

位置情報取得のGPSと
スマホ決済のWeChatPayなどの組合せで
シンプルな利便性を提供。

人とキャッシュ(現金)を介さずに
ビジネスがぐいぐい回っている

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現地中国人の話によると
利用者は多く、
たしかにビジネスとして回ってはいるが
収支という意味では簡単ではないらしい。

実際には、台数が多い分、パンク等、
故障して放置されている自転車の
回収や修理に
かなりの人手が必要になっている模様。

ただ、運用会社には
「人の動き」に関するビッグデータが
まさに膨大に蓄積されているので、
「そのデータが高く売れるはず。
 いまは収集・蓄積に意味がある」
とのこと。

いずれにせよ、
スマホ決済の浸透率はすさまじく、
街の店舗や飲食店はもちろん、
ショッピングモール内に置いてある
マッサージチェアまで
「支払い受付はWeChatPayのみ」
だったりする。

街にはQRコードが溢れていて
ほとんど現金を持たずに
生活できるようだ。

スマホ決済浸透のトドメはこれ。

夜、ホテルに向かって歩いていると
めずらしく英語で話しかけられた。
「small money(小銭でいいので下さい)」
無視して歩いていると
追ってきてこう言った。
「WeChatPay(スマホ決済), OK」
彼は、薄暗い歩道の上で、
支払い用のQRコードを表示させた
スマホの画面を差し出している。

物乞いへの支払いもWeChatPayなのか。
まぁ、皆、お金をあげようにも
現金を持ち歩いていないのだから
それもまた当然の流れか。
物乞いといえどもスマホは手放せない。

 

ちなみに、金曜日の夜、
中国のスマホメーカHUAWEIのショウルーム

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iPhoneで知られるAppleのショウルーム

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の両方を覗いてみたが、
どちらも特に若い人を中心に
大賑わいだった。

HUAWEIのショウルームにいた若者は
カメラの性能では、
「HUAWEIのほうがiPhoneよりずっといい」
と言っていた。

iPhoneのカメラでも
十分きれいに撮れると思っているのに
あれ以上って、
いったいどれほど優れているのだろう?

どちらのお店も単に賑わっているだけでなく
機器自体への関心の「熱」みたいなものが
強く感じられた


こういう「熱」を
日本で感じることはスマホに限らず
ほんとうに少なくなってしまった気がする。

車にも、電気製品にも、ファッションにも
ある一時期、
それは日本にも溢れていたのに。

この「熱」がある限り、
端末側にも、アプリ側にも
まだまだおもしろいことが出くる気がする。

 

 

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2018年12月 2日 (日)

初めての中国・上海 (1)

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初めての中国・上海 (1)

- 地下鉄の駅で荷物検査 -

 

2018年11月、仕事で
初めて中国・上海に行ってきた。
現地3泊の短い出張だったが、
なんであれ初めてというのは
刺激が大きいものだ。

印象が薄れないうちに
目に留まったことを
少し書き留めておきたい。

 

【中国入国】
入国に際しては
顔写真と10本すべての指の
指紋
の登録が義務付けられていた。
空港にある機械相手の自動登録。

あとで聞いた現地の人の話によると
中国企業が開発したかなり賢い
「顔&指紋照合システム」らしい。
開発した会社は、照合を実行した数、
つまり入国した人の数に応じて
課金しているので
かなり潤っているとのこと。

そう言えば日本の出入国でも
パスポートの写真面を機械に当てて
顔を撮影される
自動処理システムが導入されていた。

出入国の際の、人を介さない
本人確認のシステム化は、
急速に進んでいる
世界的な流れのひとつなのだろう。

 

【中国語の発音】
中国と日本の間には、
長い長い繋がりの歴史があって、
それこそ文字まで拝借した関係なのに、
会う人、会う人、何度名前を聞いても
「正しく」どころか
「それっぽく」すら発音できない。

この距離感、この情けなさ。
複雑な音ではなく、
チョウとかシュゥとか
一音節の簡単な音なのに、
真似しようとしてもちっとも似てこない。

もちろん単なる私の
勉強不足なだけのことだが、
それにても
なんの苦労もなく発音できる
MikeだのJohnだののほうが、
まだ近い発音になるって
どういうことなのだろう?

 

【地下鉄の荷物検査】
地下鉄の切符、
自動販売機はこんな感じ。

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一台一台が妙に大きい。
「行き先を指定してから
 指示された額を投入する」という
日本とは少し違う手順。
英語の表示も選べるので
中国語がわからなくてもなんとかなる。

初めての国では、切符一枚買えただけで
妙な達成感を味わえるので
タクシーを使うよりずっと楽しい。

で、改札に向かったのだが、
そこでまた驚かされた。
各駅に、空港と同じような
X線による荷物検査の機械があったのだ。

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危険物の持ち込みや
テロへの対策なのだろう。

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すべての駅で、かどうかわからないが、
少なくとも私が今回使った
上海市内の駅では、
すべての駅でこの検査があった。

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もちろん、皆慣れたもので
流れるように荷物を乗せていた。

 

地下鉄はかなりの混雑だったが、
吊り革を見るとこんな形。

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こんな単純なものでさえ、
日本との違いには敏感になる。

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【ホテルの朝食】
ホテルは典型的なビジネスホテル。
朝食はいわゆるバッフェスタイル。
パン食から中華まで
選択肢が多く充実している。

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朝からラーメンのような麺類もある。
中華料理系は、
麺類も粥も肉も野菜も
どれもほんとうに美味しかった。

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一方、パン類は全滅。
クロワッサンは油臭いし、
焼き立てのワッフルでさえ、粉っぽくて
ちっともおいしくなかった。

やはり、中国では中華料理に限る。

Pb012138s

そう言えば、朝食のレストランには、
頭にカールを巻いたままの女性がいた。
昭和の漫画を見ているような気分に。

 

【ウォシュレット】
日本以外で初めて
通称「ウォシュレット」を見た。
写真はホテルの部屋のお手洗い。

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便座に直接小さなボタンが付いている。
この位置、想像すればわかる通り
実際にはかなり押しにくい。

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【ペットボトル】
ペットボトルがまっすぐに立たない。

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この程度の傾きは問題ない、
ということなのだろう。
実際、確かに問題はないのだが、
数本で試したものの
どれも皆すこし傾いていた。

ちなみに缶コーヒーは
最近日本ではすっかり見なくなった
プルタブと本体が
完全に切り離されるタイプ

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いろいろ書きたいことはあるのに、
写真を整理しながら書いていたら
まさにどうでもいいような些末なネタに
なって来てしまった。

次回は、気分を切り替え
日本より圧倒的に進んでいる
スマホの浸透率と、
スマホ利用のシステムについて
書いてみたい。

 

 

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2018年11月25日 (日)

川端康成の小説『雪国』の冒頭

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川端康成の小説『雪国』の冒頭

- 日本語での視点、英語での視点 -

 

2018年11月16日の朝日新聞に
多和田葉子さんが「全米図書賞」を
受賞したという記事があった。

その記事のなかに、
「日本の現代文学では、
 71年に翻訳部門(当時)で
 ノーベル文学賞受賞者の
 川端康成「山の音」が
 サイデンステッカー訳で選ばれて以来」
との記述が。

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「サイデンステッカー」で
思い出したエピソードがあるので
今日はその話を書きたいと思う。

サイデンステッカーさん、ご存知だろうか?
Wikipediaにはこんな記述まである。

『雪国』の英訳では、川端康成の
ノーベル文学賞受賞に貢献した。

実際、川端康成自身、
ノーベル賞の半分は、
 サイデンステッカー教授のもの
だ」
と言い、賞金も半分渡している

つまり、非常に信頼の篤い翻訳者だ。

そのうえで、この本を覗いてみよう。

金谷武洋(著)
英語にも主語はなかった
-日本語文法から言語千年史へ-
講談社選書メチエ

(以下水色部は本からの引用)

 

まず、川端康成の小説『雪国』の冒頭と、
それを訳した
サイデンステッカーの訳とを並べてみよう。

(1)
 国境の長いトンネルを抜けると
 雪国であった。

(2)
 The train came out of the log tunnel
 into the snow country.

 

小説を読んだことがない人でも知っている
有名なフレーズだ。

「国境の長いトンネルを抜けると
 雪国であった」

では、この情景を絵に描いてみよう
もちろんどんな絵になるかは
人によって様々だろうし、
「正解」があるわけでもない。

でも私にはこんな情景が浮かぶ。

主人公と自分が同化するかのように、
汽車に乗っている情景
トンネルは暗く、長く、続いている。
やがてすこし明るくなってくる。
トンネルの出口まであとわずかか。
そう思った次の瞬間、
真っ暗だった車窓が一変。
一面の銀世界が広がっている。

そんな感じだ。

 

続いて英語の方を見てみよう。

The train came out of the log tunnel
  into the snow country.

直訳すると
「汽車は長いトンネルを抜けて
 雪国へと出てきた」
これで絵を描こうとすると、
視点は山の上、トンネルの出口あたり
見下ろしながら、雪景色の中に
汽車がでてくる絵になってしまう。
少なくとも「私」は
汽車には乗っていない。

 

このお絵描き、本によると、
「シリーズ日本語」というNHKの番組内で、
実際にやっていたらしい。

数人の英語話者をスタジオに招いて,
この文から思い浮かぶ情景を
絵に描かせていた。

さて、どんな絵が描かれただろう。

全員が上方から見下ろしたアングルで
トンネルを描いている


明らかに話者の視点は
「汽車の外」にある。
トンネルからは列車が頭を出しており,
列車内に主人公らしい人物を
配した者もいた。

私は英語話者ではないが、
思い描いた絵は
まさに同じだったことになる。

金谷さんは、この違いをとらえて、

英語(欧米語)
  不動の「神の視点」で物事をとらえ、

日本語
  常に移動する「虫の視点」
  物事をとらえる、

と解説しているが、
私自身はこの解説にあまり興味はない。
(もし、ご興味があるようであれば、
 上記本を参照下さい)

 

私が興味をもったのは、この対比を通して
「国境の長いトンネルを抜けると
 雪国であった」
を読んだ瞬間に、
自分の視点が「汽車に乗っている」ことに
改めて気がついた点だ。

「乗っている」を決定付ける記述は
どこにもない。
なのにどうしてそう思うのだろう?

短い一文で、その情緒的な気分が
まだ登場さえしていない人物と
一瞬で共有できるなんて。

そして、ご存知の通り
日本語のほうは
「夜の底が白くなった」と続く。

もはや英文がどうなっているか
覗いてみよう、という気にすらならない。

 

 

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2018年11月18日 (日)

完全版 小町算・変則小町算 全解答一覧

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完全版 小町算・変則小町算 全解答一覧

- わずか3項、2項による解も -

 

以前公開した記事、
完全版 テンパズル (10puzzle) 全問題 全解答一覧
読者の方から
「変則小町算の完全解もお願いします」なる
リクエストをいただいた。

「オーストリア旅行記が終わったら
 記事にしてみます」
と返答し、お約束していたので、
「はまめも」復帰の第一弾は
このネタにトライしてみたい。

 

「小町算」は知っているが
「変則小町算」って何?

まずは定番、小町算から。

【小町算】は、
1□2□3□4□5□6□7□8□9
の□の中に「+ - * /」の
四則演算子を入れて式を作り、
その計算値が100となる計算式
探し出すパズルだ。
なお□の中には四則演算子の他、
「何も入れない」という選択肢もあり、
その場合は、隣り合った数字を
複数桁の数字として扱うことになる。
数字の位置の入れ替えと、
演算順位を変えるかっこの利用は禁止。

つまり、
1□2□3 を、
123 としても、
12*3 としても、
1/23 としても、
1+2*3 としても扱うことができる。

【変則小町算】は、同じルールで、
計算値が「ゼロ」になる計算式
探し出すもの。

 

【全計算式】
数と数の間が8個で、そこに
「四則演算子+空白」の5種の記号の
どれかが入って式が一意に確定するので、

式の数は 5 ^ 8 = 390,625。

全部で約39万式。
そのうち、
計算値が100になるものが小町算で、
計算値がゼロになるものが変則小町算
ということになる。

プログラムを使って
簡単に解くことができるが、
テンパズルと違って
式の整理や
同一式のチェックが必要ないので、
式の発見と同時に
公開一覧表もすっきり作ることができる。

小町算の式の数が101、
変則小町算の式の数が167、
これが全解答数。

小町算では、
「12/3 + 4*5*6*7/8 - 9」
のように3項で解けるものが4式、

変則小町算では、
「12*3 - 4*56/7/8*9」
のようにわずか2項で解けるものが7式も
ある。
しかもその中には、
「12*3/4*56/7/8 - 9」のように
「12*3/4*56/7/8」という
8つの数字を使った項が登場するものも
2式ある。

 

【小町算 全解答一覧】
小町算:計算値が100になる式
■■は構成項数が最小[3]のもの。
■■は5つ以上の数字で構成される項を含むもの。
■■は構成項数が最大[8]のもの。

第一演算子まで No. 小町算
(計算値が「100」になる式)
項の数 5つ以上の
数字を使う項
123 + 1 123 + 45 - 67 + 8 - 9 5
2 123 + 4 - 5 + 67 - 89 5
3 123 + 4*5 - 6*7 + 8 - 9 5
123 - 4 123 - 45 - 67 + 89 4
5 123 - 4 - 5 - 6 - 7 + 8 - 9 7
12 + 6 12 + 34 + 5*6 + 7 + 8 + 9 6
7 12 + 34 - 5 + 6*7 + 8 + 9 6
8 12 + 34 - 5 - 6 + 7*8 + 9 6
9 12 + 34 - 5 - 6 - 7 + 8*9 6
10 12 + 3 + 4 + 5 - 6 - 7 + 89 7
11 12 + 3 + 4 - 56/7 + 89 5
12 12 + 3 - 4 + 5 + 67 + 8 + 9 7
13 12 + 3*45 + 6*7 - 89 4
14 12 + 3*4 + 5 + 6 + 7*8 + 9 6
15 12 + 3*4 + 5 + 6 - 7 + 8*9 6
16 12 + 3*4 - 5 - 6 + 78 + 9 6
12 - 17 12 - 3 + 4*5 + 6 + 7*8 + 9 6
18 12 - 3 + 4*5 + 6 - 7 + 8*9 6
19 12 - 3 - 4 + 5 - 6 + 7 + 89 7
20 12 - 3 - 4 + 5*6 + 7*8 + 9 6
21 12 - 3 - 4 + 5*6 - 7 + 8*9 6
12* 22 12*3 - 4 + 5 - 6 + 78 - 9 6
23 12*3 - 4 - 5 - 6 + 7 + 8*9 6
24 12*3 - 4*5 + 67 + 8 + 9 5
12/ 25 12/3 + 4*5 - 6 - 7 + 89 5
26 12/3 + 4*5*6 - 7 - 8 - 9 5
27 12/3 + 4*5*6*7/8 - 9 3 4*5*6*7/8
28 12/3/4 + 5*6 + 78 - 9 4
1 + 29 1 + 234 - 56 - 7 - 8*9 5
30 1 + 234*5*6/78 + 9 3 234*5*6/78
31 1 + 234*5/6 - 7 - 89 4 234*5/6
32 1 + 23 - 4 + 56 + 7 + 8 + 9 7
33 1 + 23 - 4 + 56/7 + 8*9 5
34 1 + 23 - 4 + 5 + 6 + 78 - 9 7
35 1 + 23 - 4 - 5 + 6 + 7 + 8*9 7
36 1 + 23*4 + 56/7 + 8 - 9 5
37 1 + 23*4 + 5 - 6 + 7 - 8 + 9 7
38 1 + 23*4 - 5 + 6 + 7 + 8 - 9 7
39 1 + 2 + 34 - 5 + 67 - 8 + 9 7
40 1 + 2 + 34*5 + 6 - 7 - 8*9 6
41 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8*9 8
42 1 + 2 + 3 - 45 + 67 + 8*9 6
43 1 + 2 + 3 - 4 + 5 + 6 + 78 + 9 8
44 1 + 2 + 3 - 4*5 + 6*7 + 8*9 6
45 1 + 2 + 3*4 - 5 - 6 + 7 + 89 7
46 1 + 2 + 3*4*56/7 - 8 + 9 5 3*4*56/7
47 1 + 2 + 3*4*5/6 + 78 + 9 5
48 1 + 2 - 3*4 + 5*6 + 7 + 8*9 6
49 1 + 2 - 3*4 - 5 + 6*7 + 8*9 6
50 1 + 2*34 - 56 + 78 + 9 5
51 1 + 2*3 + 4 + 5 + 67 + 8 + 9 7
52 1 + 2*3 + 4*5 - 6 + 7 + 8*9 6
53 1 + 2*3 - 4 + 56/7 + 89 5
54 1 + 2*3 - 4 - 5 + 6 + 7 + 89 7
55 1 + 2*3*4*5/6 + 7 + 8*9 4 2*3*4*5/6
1 - 56 1 - 23 + 4*5 + 6 + 7 + 89 6
57 1 - 23 - 4 + 5*6 + 7 + 89 6
58 1 - 23 - 4 - 5 + 6*7 + 89 6
59 1 - 2 + 3 + 45 + 6 + 7*8 - 9 7
60 1 - 2 + 3*4 + 5 + 67 + 8 + 9 7
61 1 - 2 + 3*4*5 + 6*7 + 8 - 9 6
62 1 - 2 + 3*4*5 - 6 + 7*8 - 9 6
63 1 - 2 - 34 + 56 + 7 + 8*9 6
64 1 - 2 - 3 + 45 + 6*7 + 8 + 9 7
65 1 - 2 - 3 + 45 - 6 + 7*8 + 9 7
66 1 - 2 - 3 + 45 - 6 - 7 + 8*9 7
67 1 - 2 - 3 + 4*56/7 + 8*9 5
68 1 - 2 - 3 + 4*5 + 67 + 8 + 9 7
69 1 - 2*3 + 4*5 + 6 + 7 + 8*9 6
70 1 - 2*3 - 4 + 5*6 + 7 + 8*9 6
71 1 - 2*3 - 4 - 5 + 6*7 + 8*9 6
1* 72 1*234 + 5 - 67 - 8*9 4
73 1*23 + 4 + 56/7*8 + 9 4
74 1*23 + 4 + 5 + 67 - 8 + 9 6
75 1*23 - 4 + 5 - 6 - 7 + 89 6
76 1*23 - 4 - 56/7 + 89 4
77 1*23*4 - 56/7/8 + 9 3
78 1*2 + 34 + 56 + 7 - 8 + 9 6
79 1*2 + 34 + 5 + 6*7 + 8 + 9 6
80 1*2 + 34 + 5 - 6 + 7*8 + 9 6
81 1*2 + 34 + 5 - 6 - 7 + 8*9 6
82 1*2 + 34 - 56/7 + 8*9 4
83 1*2 + 3 + 45 + 67 - 8 - 9 6
84 1*2 + 3 + 4*5 + 6 + 78 - 9 6
85 1*2 + 3 - 4 + 5*6 + 78 - 9 6
86 1*2 + 3*4 + 5 - 6 + 78 + 9 6
87 1*2 - 3 + 4 + 56/7 + 89 5
88 1*2 - 3 + 4 - 5 + 6 + 7 + 89 7
89 1*2 - 3 + 4*5 - 6 + 78 + 9 6
90 1*2*34 + 56 - 7 - 8 - 9 5
91 1*2*3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8*9 6
92 1*2*3 - 45 + 67 + 8*9 4
93 1*2*3 - 4 + 5 + 6 + 78 + 9 6
94 1*2*3 - 4*5 + 6*7 + 8*9 4
95 1*2*3*4 + 5 + 6 + 7*8 + 9 5
96 1*2*3*4 + 5 + 6 - 7 + 8*9 5
97 1*2*3*4 - 5 - 6 + 78 + 9 5
98 1*2/3 + 4*5/6 + 7 + 89 4
1/ 99 1/2*34 - 5 + 6 - 7 + 89 5
100 1/2*3/4*56 + 7 + 8*9 3 1/2*3/4*56
101 1/2/3*456 + 7 + 8 + 9 4 1/2/3*456

 

【変則小町算 全解答一覧】
変則小町算:計算値がゼロになる式
■■は構成項数が最小[2]のもの。
■■は5つ以上の数字で構成される項
  または分数項(整数にならない項)を含むもの。
■■は構成項数が最大[8]のもの。

第一演算子まで No. 変則小町算
(計算値が「ゼロ」になる式)
項の数 5つ以上の
数字を使う項
or 分数項
123- 1 123 - 4 - 5 - 6*7 - 8*9 5
12+ 2 12 + 34 - 56 - 7 + 8 + 9 6
3 12 + 34 - 5 + 6 - 7*8 + 9 6
4 12 + 34 - 5 - 6*7 - 8 + 9 6
5 12 + 3 + 4 - 5 - 6 - 7 + 8 - 9 8
6 12 + 3 - 45 + 6 + 7 + 8 + 9 7
7 12 + 3 - 45 - 6*7 + 8*9 5
8 12 + 3 - 4 + 5 - 6 + 7 - 8 - 9 8
9 12 + 3 - 4*56/7 + 8 + 9 5
10 12 + 3 - 4*5 - 67 + 8*9 5
11 12 + 3*4 - 5*6 + 7 + 8 - 9 6
12- 12 12 - 34 + 5*6 - 7 + 8 - 9 6
13 12 - 3 + 4 + 56 - 78 + 9 6
14 12 - 3 + 4 + 5 + 6 - 7 - 8 - 9 8
15 12 - 3 - 4 - 5 + 6 - 7 - 8 + 9 8
16 12 - 3 - 4 - 5 - 6 + 7 + 8 - 9 8
17 12 - 3*4 + 5 + 67 - 8*9 5
18 12 - 3*4 - 5 - 67 + 8*9 5
12* 19 12*3 + 45 + 6 - 78 - 9 5
20 12*3 + 4 + 56 - 7 - 89 5
21 12*3 + 4 - 56*7/8 + 9 4
22 12*3 + 4 - 5*6 + 7 - 8 - 9 6
23 12*3 - 4 - 56 + 7 + 8 + 9 6
24 12*3 - 4*56/7/8*9 2 4*56/7/8*9
25 12*3 - 4*5 - 6 + 7 - 8 - 9 6
26 12*3 - 4/56*7*8*9 2 4/56*7*8*9
27 12*3*4 - 5 - 67 - 8*9 4
28 12*3/4 + 56 + 7 - 8*9 4
29 12*3/4 + 56 - 7*8 - 9 4
30 12*3/4 + 56/7 - 8 - 9 4
31 12*3/4 + 5 - 6 - 7 + 8 - 9 6
32 12*3/4 - 56 + 7*8 - 9 4
33 12*3/4 - 56/7 + 8 - 9 4
34 12*3/4 - 56/7/8*9 2 56/7/8*9
35 12*3/4 - 5 + 6 + 7 - 8 - 9 6
36 12*3/4*56 - 7*8*9 2 12*3/4*56
37 12*3/4*56/7 - 8*9 2 12*3/4*56/7
38 12*3/4*56/7/8 - 9 2 12*3/4*56/7/8
39 12*3/4/56*7*8 - 9 2 12*3/4*56/7*8
12/ 40 12/3 + 4 + 56/7/8 - 9 4
41 12/3 - 45 + 6*7 + 8 - 9 5
42 12/3 - 45 - 6 + 7*8 - 9 5
43 12/3 - 4 + 5 + 67 - 8*9 5
44 12/3 - 4 - 5 - 67 + 8*9 5
45 12/3 - 4*5 + 6 - 7 + 8 + 9 6
46 12/3/4 - 5 - 6 - 7 + 8 + 9 6
47 12/3/4*5 + 67 - 8*9 3
1+ 48 1 + 23 - 4 + 5 - 6*7 + 8 + 9 7
49 1 + 23 - 4 - 5*6 - 7 + 8 + 9 7
50 1 + 23 - 4*5 + 6 + 7 - 8 - 9 7
51 1 + 23 - 4*5*6 + 7 + 89 5
52 1 + 23*4 - 5 - 6 + 7 - 89 6
53 1 + 2 + 3 + 4 - 56/7/8 - 9 6
54 1 + 2 + 3 + 4 - 5 + 67 - 8*9 7
55 1 + 2 + 3 - 4*5 + 6 + 7 - 8 + 9 8
56 1 + 2 + 3*4*5 + 6 - 78 + 9 6
57 1 + 2 - 34 - 56 + 78 + 9 6
58 1 + 2 - 3*4 + 56 - 7*8 + 9 6
59 1 + 2 - 3*4 + 56/7 - 8 + 9 6
60 1 + 2 - 3*4 + 56/7/8*9 4
61 1 + 2 - 3*4 + 5 - 6 - 7 + 8 + 9 8
62 1 + 2 - 3*4 - 56 + 7*8 + 9 6
63 1 + 2 - 3*4 - 56 - 7 + 8*9 6
64 1 + 2 - 3*4 - 56/7 + 8 + 9 6
65 1 + 2 - 3*4 - 5 + 6 + 7 - 8 + 9 8
66 1 + 2 - 3*4*56/7/8 + 9 4
67 1 + 2 - 3*4/56*7*8 + 9 4
68 1 + 2*3 + 45 - 6*78/9 4
69 1 + 2*3 + 4 + 5 - 6 + 7 - 8 - 9 8
70 1 + 2*3 - 4 - 5 - 6 + 7 - 8 + 9 8
71 1 + 2*3*4 + 5 + 6*7 - 8*9 5
72 1 + 2*3*4 + 5 - 6 - 7 - 8 - 9 7
73 1 + 2*3*4 - 56/7 - 8 - 9 5
74 1 + 2/3 - 4 + 5 + 6 - 78/9 6 2/3,  78/9
75 1 + 2/3*45/6 - 7 - 8 + 9 5 2/3*45/6
76 1 + 2/3*45/6 - 7 - 8 + 9 5 2/3*45/6
1- 77 1 - 23 + 4*5 - 6 + 7 - 8 + 9 7
78 1 - 23 - 4 - 56 - 7 + 89 6
79 1 - 23*4*5 + 6*78 - 9 4
80 1 - 2 + 3 + 45 + 6*7 - 89 6
81 1 - 2 + 3 + 4 - 5*6 + 7 + 8 + 9 8
82 1 - 2 + 3 + 4*5 + 67 - 89 6
83 1 - 2 + 3 - 45 + 6*7 - 8 + 9 7
84 1 - 2 + 3 - 4*5 - 6 + 7 + 8 + 9 8
85 1 - 2 + 3*4 + 5 - 6 + 7 - 8 - 9 8
86 1 - 2 + 3*4*5 + 6 + 7 - 8*9 6
87 1 - 2 + 3*4*5 + 6 - 7*8 - 9 6
88 1 - 2 + 3*4*5 - 6*7 - 8 - 9 6
89 1 - 2 - 34 + 5 + 6 + 7 + 8 + 9 8
90 1 - 2 - 34 + 5 - 6*7 + 8*9 6
91 1 - 2 - 34 - 5*6 + 7*8 + 9 6
92 1 - 2 - 34 - 5*6 - 7 + 8*9 6
93 1 - 2 - 3 + 45 + 6 - 7*8 + 9 7
94 1 - 2 - 3 + 45 - 6*7 - 8 + 9 7
95 1 - 2 - 3 + 4 + 5 + 67 - 8*9 7
96 1 - 2 - 3 + 4 - 5 - 67 + 8*9 7
97 1 - 2 - 3 + 4*5 - 6 + 7 - 8 - 9 8
98 1 - 2 - 3 - 4 - 56/7/8 + 9 6
99 1 - 2 - 3*4 - 56 + 78 - 9 6
100 1 - 2 - 3*4 - 5 - 6 + 7 + 8 + 9 8
101 1 - 2*3 + 4 + 5 + 6 + 7 - 8 - 9 8
102 1 - 2*3 - 45 + 67 - 8 - 9 6
103 1 - 2*3 - 4 + 56 - 7*8 + 9 6
104 1 - 2*3 - 4 + 56/7 - 8 + 9 6
105 1 - 2*3 - 4 + 56/7/8*9 4 56/7/8*9
106 1 - 2*3 - 4 + 5 - 6 - 7 + 8 + 9 8
107 1 - 2*3 - 4 - 56 + 7*8 + 9 6
108 1 - 2*3 - 4 - 56 - 7 + 8*9 6
109 1 - 2*3 - 4 - 56/7 + 8 + 9 6
110 1 - 2*3 - 4 - 5 + 6 + 7 - 8 + 9 8
111 1 - 2*3 - 4*56/7/8 + 9 4 4*56/7/8
112 1 - 2*3 - 4*5 + 6*7 - 8 - 9 6
113 1 - 2*3 - 4/56*7*8 + 9 4 4/56*7*8
114 1 - 2*3*4 + 5 - 6 + 7 + 8 + 9 7
115 1 - 2*3*4 - 56 + 7 + 8*9 5
116 1 - 2/3*4*5*6 + 7 + 8*9 4 2/3*4*5*6
1* 117 1*23 + 45 - 67 + 8 - 9 5
118 1*23 + 4 - 5 + 67 - 89 5
119 1*23 + 4*5 - 6*7 + 8 - 9 5
120 1*23 - 45 - 67 + 89 4
121 1*23 - 4 - 5 - 6 - 7 + 8 - 9 7
122 1*2 + 34 + 5 + 6 - 7*8 + 9 6
123 1*2 + 34 + 5 - 6*7 - 8 + 9 6
124 1*2 + 34 - 5*6 - 7 - 8 + 9 6
125 1*2 + 3 + 45 - 67 + 8 + 9 6
126 1*2 + 3 + 4 + 56 + 7 - 8*9 6
127 1*2 + 3 + 4 + 56 - 7*8 - 9 6
128 1*2 + 3 + 4 + 56/7 - 8 - 9 6
129 1*2 + 3 + 4 + 5 - 6 - 7 + 8 - 9 8
130 1*2 + 3 + 4 - 56 + 7*8 - 9 6
131 1*2 + 3 + 4 - 56/7 + 8 - 9 6
132 1*2 + 3 + 4 - 56/7/8*9 4 56/7/8*9
133 1*2 + 3 + 4 - 5 + 6 + 7 - 8 - 9 8
134 1*2 + 3 + 4*56/7/8 - 9 4
135 1*2 + 3 + 4*5 - 6*7 + 8 + 9 6
136 1*2 + 3 + 4/56*7*8 - 9 4 4/56*7*8
137 1*2 + 3 - 4 - 5 - 6 - 7 + 8 + 9 8
138 1*2 + 3*4*5/6*7 - 8*9 3 3*4*5/6*7
139 1*2 - 34 + 56 - 7 - 8 - 9 6
140 1*2 - 3 + 4 - 5 - 6 + 7 - 8 + 9 8
141 1*2 - 3 - 4 + 5 + 6 - 7 - 8 + 9 8
142 1*2 - 3 - 4 + 5 - 6 + 7 + 8 - 9 8
143 1*2 - 3*4 + 56/7/8 + 9 4
144 1*2 - 3*4 + 5 - 67 + 8*9 5
145 1*2 - 3*4*5/6 + 7 - 8 + 9 5
146 1*2 - 3/4 - 5 - 6*7/8 + 9 5
147 1*2*34 + 5 + 6 - 7 - 8*9 5
148 1*2*34 - 5 + 6 - 78 + 9 5
149 1*2*3 + 4 - 56/7/8 - 9 4
150 1*2*3 + 4 - 5 + 67 - 8*9 5
151 1*2*3 - 4*5 + 6 + 7 - 8 + 9 6
152 1*2*3*4 - 5*6 + 7 + 8 - 9 5
153 1*2/3*45 + 6*7 - 8*9 3
154 1*2/3*45 - 6 - 7 - 8 - 9 5
1/ 155 1/2 + 3/4 - 5 - 6*7/8 + 9 5
156 1/2 - 3 - 45/6 - 7 + 8 + 9 6
157 1/2 - 3*4/56*7 - 8 + 9 4
158 1/2*34 + 5 + 67 - 89 4
159 1/2*34 + 5*6 - 7*8 + 9 4
160 1/2*34 - 5 - 6 - 7 - 8 + 9 6
161 1/2*34*5 - 6 - 7 - 8*9 4
162 1/2*3 - 45/6 + 7 + 8 - 9 5
163 1/2*3 - 4/56*7 + 8 - 9 4
164 1/2*3*4 - 5*6 + 7 + 8 + 9 5
165 1/2*3*4*5 + 6*7 - 8*9 3
166 1/2*3*4*5 - 6 - 7 - 8 - 9 5
167 1/2*3/4*5 + 6 - 7/8*9 3

 

 

(全体の目次はこちら

 

 

 

 

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