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2020年2月 9日 (日)

雑誌『Interface』512号 (2)

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雑誌『Interface』512号 (2)

- Copyleft(コピーレフト)の概念 -

 

前回から引き続き、
雑誌『Interface』(CQ出版)の
2020年2月号
記念の512号の中身を
もう少し見ていきたい。

 

第2章は量子コンピュータ

第2章 量子コンピュータ技術16
2-1 量子コンピュータ・アルゴリズム8
2-2 量子コンピュータ・フレームワーク8+α

(CQ出版が公開している
 第2章のページへのリンクはこちら

2-1では、
量子コンピュータ・アルゴリズムを紹介。
「ドイッチュ・ジョサ」「ショア」
「グローバー」といったアルゴリズム名が
並んでいる。

「基本的なこと」が理解できていない
自分の勉強不足を棚に上げてのコメントだが、
量子コンピュータ関連技術は
本誌に限らず、どの記事を読んでも
さっぱりわからない。

量子コンピュータの「基本的なこと」を
ちゃんと教えてくれるいい本をご存知の方、
ぜひ教えて下さい。
(何冊か手に取ってみたものの、
 私の頭ではついていけなかったもので)

遠隔地に量子状態を伝える仕組みも
考案されており、
量子テレポーテーション
呼ばれています。

このアルゴリズムを利用すると、
送信者の手元にある量子状態を
受信者に伝えることができます。
ただし、一般に量子状態は
複製できないため、
送信者の手元にある量子状態は
壊れてしまいます。
(中略)
SFの世界ではなく、現実的に
実現しているアルゴリズムです。

この章の解説は、どこを読んでも
私にとっては「SFの世界」の話のようだ。

 

3章は一転、馴染みのある言葉が並ぶ。

第3章 開発環境など104+α
3-1 オープンソース・ライセンス8
3-2 統合開発環境16
3-3 組み込み統合開発環境16
3-4 オンライン統合開発環境8
3-5 テキスト・エディタ8
3-6 GNU Toolchain&開発便利ソフト16
3-7 組み込み・ロボット制御プログラミング環境8
3-8 Windows/Linux仮想環境8
3-9 組み込み目線の仮想環境8
3-10 組み込み向けOS8

(CQ出版が公開している
 第3章のページへのリンクはこちら

オープンソース・ライセンスの
最初にリストされているのが
GPL v2(GNU General Public license v2)

その説明では、GNU Projectの
重要な概念であるCopyleftに触れている。

GNU Project
(Free Software Foundation/GNU Project)の
フリー・ソフトウェア公開にあたって、
ソフトウェアの著作権(Copyright)によって
自由な利用が阻害されることに反対し、
Copyleft(コピーレフト)の概念を
明文化したライセンス
です。

Copyleftとは、
著作権を保持したまま、
対象となるソフトウェアだけでなく、
利用する派生ソフトウェアにも、
同じく自由で利用・改変・
および改変を含めた
公開の自由を義務づけている
オープンソース・ライセンスです。
同様なライセンスに、
European Union Public license(EUPL)
などがあります。

GNUのページには
英語ではあるが、
Copyleftの丁寧な説明がある。
直訳調でやや読みにくいものの
こちらには
日本語訳もある。

 プロプライエタリな
 ソフトウェア開発者たちは、
 利用者の自由を奪うために
 著作権を使います


 わたしたちは、利用者の自由を
 保証するために著作権を使います


 これが、名前を逆に、
 つまり、著作権(「コピーライト」)を
 「コピーレフト」に変えた理由です。

と書いている通り、従来の
著作権自体を放棄しているわけではない。

利用・改変・再配布の自由を
最大限尊重しようというGNU Projectの
基本姿勢への熱い思いが感じられる言葉だ。

 

3-2から3-4でまとめられている
統合開発環境 IDE
(Integrated Development Environment)
の充実は、
開発エンジニアの負荷を
ずいぶん軽減してくれた。

特にデバッグまわりは激変したと
言っていい。

それまで、デバッグは
エンジニア個人のノウハウと、
残業と忍耐に支えられていた


開発物件本体のコーディングの他に
デバッグするための
ツールのコーディングに
かなりの時間を使っていたし、
ある意味、
デバッグツール自体のデキやセンスが
エンジニア間での
respectの対象になっていたりした。

おっと、失礼。おもわず興奮して
仲間内の会話になってしまった。
デバッグとは、
作ったプログラムの誤りを発見し、
修正する過程のことで、
コーディングとは、
実際にプログラムを書くこと、を
指している。

 

IDEの普及で、単体としての注目度は
すっかり低くなってしまった
テキストエディタ
3-5でまとめてくれるあたりも
実にニクい。

「vi」の名を残すため(!?)にも
この項目は削れない。

 

記念の512号、
もう少し見ていきたい。

続きは次回に。

 

 

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