« オーストリア旅行記 (36) シュテファン大聖堂 | トップページ | オーストリア旅行記 (38) カフェ文化 »

2018年5月 6日 (日)

オーストリア旅行記 (37) オーストリア国立図書館

(全体の目次はこちら


オーストリア旅行記 (37) オーストリア国立図書館

- 圧倒的な迫力と美しさ -

 

ハプスブルク家・旧王宮の中の
見どころのひとつが
オーストリア国立図書館だ。

 

【ヨーゼフ広場】

P7158858s

ちょっとわかりにくいのだが、
国立図書館の入り口は
ヨーゼフ2世の騎馬像のある
この広場に面している。

地味な階段を上ると
いきなりこの光景が眼に飛び込んでくる。

【オーストリア国立図書館】

P7158959s

世界で最も美しい図書館と
称されることもあるらしいが、
一歩足を踏み入れただけで、
その迫力と美しさには圧倒される。

P7158986s

「Prunksaal:プルンクザール」
(豪華なホール)と呼ばれる空間は、
とても図書館とは思えない雰囲気。

P7158969s

古い本がビッシリと並ぶさまは
タイプスリップした映画の世界。

P7158966s

P7158961s

ここは
マリア・テレジアの父、
カール6世が作らせたもの。
中央の像がカール6世。

P7158970s

オーストリアバロックの巨匠
シェーンブルン宮殿も手がけた
フィッシャー・フォン・エルラッハの設計
その息子のヨーゼフ・エマヌエル・
フィッシャー・フォン・エルラッハが
1723~1737年にかけて建築。

「息をのむ」という表現しか浮かばない。

P7158972s

中央の丸天井のフレスコ画は、
宮廷画家ダニエル・グランによるもの。
この部分は高さが約29mもある。
8つの楕円窓からの光で
みごとに絵が浮かび上がっている。

Libdome

 

広間の大きさは、全体で
幅約14m・奥行き約80m・高さ約20m。

宗教改革者マルティン・ルターの
著作コレクション
でも知られている。

P7158979s

とにかくこの迫力と美しさは、
一見の価値がある。
ウィーン観光時の訪問先として
強くお薦めしたい。

 

旧王宮、国立図書館を出ると
「スイス宮」を通って
フランツ2世像のある広場に出るが
スイス宮と広場を結ぶ門は、
スイス門と呼ばれている。

【スイス門】

P7158994s

フェルディナント1世が
ウィーンを統治した
1552年に建設された。

マリア・テレジアの時代、
スイス傭兵が警備していたことから
スイス門と名付けられたとのこと。

バチカンに残るスイス衛兵のような
派手な制服というか服装で
警備していたのであろうか?
ってそんなことはないか。

 

 

(全体の目次はこちら

 

 

 

 

« オーストリア旅行記 (36) シュテファン大聖堂 | トップページ | オーストリア旅行記 (38) カフェ文化 »

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オーストリア旅行記 (37) オーストリア国立図書館:

« オーストリア旅行記 (36) シュテファン大聖堂 | トップページ | オーストリア旅行記 (38) カフェ文化 »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ