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2016年10月16日 (日)

ゲレンデがとけるほど

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ゲレンデがとけるほど

- 誤変換の笑い -

 

前回
「大隅良典氏 ノーベル賞!」の朗報を受けて、
新聞6紙の読み比べをしてみたが、
読売新聞のコラム「編集手帳」は
こんな書き出しでノーベル賞の話に繋げていた。

以下水色部、
読売新聞 2016年10月4日「編集手帳」からの引用

パソコンで、
「うまくいかない画像サイズになった」
と書いたつもりが、画面には
馬食い家内が象サイズになった」。

以前、日本漢字能力検定協会が募った
漢字変換ミスで年間賞に選ばれている

◆食欲の秋を迎えるたび、
わが太鼓腹をなでてはこの″珍文″を思い出す。

不要な肉である。
人間は細胞のかたまりなのに、
細胞ほどは賢くないらしい。

朗報に万歳をしたあとで、
およそ学術的でない感慨に浸っている

◆東京工業大学の
大隅良典栄誉教授(71)が、
「オートファジー」という生命現象の研究で
今年のノーベル生理学・医学贅に選ばれた

(ずいぶん無理やりな話の展開だなぁ、はともかく)
「馬食い家内」が年間賞に選ばれたのは2008年。
久しぶりに聞いた「誤変換」の話題に、
いろいろな思い出が蘇ってきた。

インターネットが登場するよりもずっと前、
ワープロが元気だったころ、
「披露宴の新郎新婦」と書こうとして
「疲労宴の心労神父」が出てきたときは、
おもわず映画の一シーンを見ているような
気分になったし。

 

変換ミスについては、いまから20年ほど前
まさに誤変換を集めた「誤変換の宴」なる
楽しいテキストのページがあった。

最近の「かな漢字変換」は
ほんとうに優秀になったので
突拍子もない変換に「えっ!」と思うことは
ずいぶん減ってしまったが、
当時はまだまだ「誤変換」は
よく笑い話のネタになっていた。

ピーヒョロヒョロのモデムで
インターネットに接続していたころの話だ。

古いメモをひっくり返して
傑作誤変換をいくつか紹介したい。

 

情報誌捨て無学   <情報システム学>

とちり養成策    <土地利用政策>

金が新年      <謹賀新年>

などは、ちょっと理屈っぽくて
よくできてはいる(!?)けれど笑えない。

 

ホームページ行進  <ホームページ更新>

死後塗料      <仕事量>

最近平気      <細菌兵器>

ゴキブリ胎児    <ゴキブリ退治>

猫を解体!     <猫を飼いたい!>

歯医者は猿のみ   <敗者は去るのみ>

あびせ下痢     <あびせ蹴り>

妻子アルミですから <妻子ある身ですから>

蕎麦に入れ歯    <そばにいれば>

アメリカ製カツ   <アメリカ生活>

などは、ストレートでかつシンプルで、
ギャップがあって私好み。

まぁ、〇〇ネタがらみもはずせない(!?)でしょう。

お口恥部     <奥秩父>

女子行為室    <女子更衣室>

今夜俺求めてくれる?
         <今夜俺も泊めてくれる?>

こんな子としてて良いのか 
         <こんな事してていいのか>

 

いろいろあっても、個人的誤変換No.1はやはりコレ!

ゲレンデがとけるほど濃い死体 
         <ゲレンデがとけるほど恋したい>

失礼しました。

 

 

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