澄むと濁るで大違い
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澄むと濁るで大違い
- オレがやらなきゃ -
都内某オフィスビル、
お手洗いの個室に入ったら、
こんなステッカーが貼ってあった。
6月から10月までのあいだ
ウォシュレットの便座ヒーターを
停止させていただきます」
後日、別な個室に入ると、
小さくいたずら書きされ、こうなっていた。
6月から10月までのあいだ
ウォシュレットの便座ヒーターを
停止させていただきます」
濁点一箇所のみの追加。
「だめ」という脱力感がなんともいい。
(思わず携帯で
証拠の写真を撮ろうと思ったのだが、
男性手洗いとはいえ、
場所が場所でのシャッター音は
あらぬトラブルの元になるかも、と
ビビってしまい、ガマンしてしまった。
疑われた際、
「おもしろかったので、
ブログに使おうかと思って」
なんて説明したら
かえって怪しまれそうだ)
「世の中は、澄むと濁るで大違い」
の言葉遊びを思い出してしまう。
作品は多いが、傑作はやはりこれだろう。
福(フク)に徳(トク)あり、河豚(フグ)に毒(ドク)あり。
「逃げる犯人(ハンニン) 追うは番人(バンニン)」
なんていうのもあるけれど、
先の二作には、及ばない。
ペンキで書くと、
小さな点は剥がれやすいのか、
いたずらというよりも経年変化で
濁る⇒澄む、になってしまうものもある。
忘れられないのは、
某社の工場でみかけたスローガン(?)
濁点が剥げ落ちてしまって
になっていた。
ペンキが剥がれる、
で思い出したのはコレ。
(ネットで拾ったものなので、
出典がはっきりしない)
点と一緒に、まるまる一画(一本)が、
剥がれ落ちてしまったのか、
はたまた故意か。
偶然現れたメッセージは強烈だ。
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