Midnight in Paris
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Midnight in Paris
- 夜の散歩篇 -
フランス出張時の「サヴォア邸」訪問他、
フリーの時間に撮った写真を少し載せたら、
「夜の写真はぜんぜんないの?」のリクエストをもらった。
というわけで、パリの景色、夜篇を。
ウッディ・アレン監督の映画「Midnight in Paris」は
いくつかの時代を行き来する
脚本も映像も凝っているなかなかいい映画だったが、
こちらは2014年11月のパリの夜の写真だ。
夜のセーヌ川クルーズ。
世界中からパリに集まった仕事仲間とのクルーズなので、
ロマンチックな雰囲気はまったくないが、
夜景はどこを見てもほんとうに美しい。
セーヌ川にかかる橋はそれぞれに趣が大きく違っている。
下を通る際には、船に付いている照明が
橋の下を照らすので、夜でもかなり細いところまで
見ることができる。
船の移動に伴って影が大きく動くので、
昼間よりも立体感がより強調されている感じだ。
ノートルダム大聖堂もこんな角度から。
セーヌ川沿いには、かなり寒いのにカップルもちらほら。
男性二人組が妙に目につくのはパリのせい?
左下の二人も男男のカップル。
金曜の夜は、
通称オペラ座のあたりからブラブラしながら、
夕食の店を探すことにした。
オペラ・ガルニエ
シャルル・ガルニエが設計したオペラ座。
171の公募作の中から選ばれたものらしい。
完成は1875年。今から約140年前。日本では明治の始め頃。
彫刻も装飾もまさに豪華絢爛。
建物が魅力的で離れがたく、なかなか歩き出せない。
ようやく移動開始。
少し離れて見た全景も美しい。
通り沿い、マカロンのディスプレイもハデハデ。
ルーヴル美術館の近く、「ここはいったいどこ?」というほどの
ラーメンストリートに遭遇。
しかも、いくつかの店の前には現地の人も含めて大行列!
この人気はなに?!!
一週間の仕事終了の開放感から、食後は、
ルーヴル美術館を通り凱旋門にむけてゆっくり歩くことにした。
ルーヴル美術館。入り口のピラミッドを入れて。
カルーゼル凱旋門。ルーヴル美術館の真ん前。
目立たないが彫刻と石が美しい門だ。
ここもまだ、ルーヴル美術館の一部
セーヌ川の向こうには、オルセー美術館と
雲に突き刺さったエッフェル塔が見える。
アレクサンドル3世橋を望む。
コンコルド広場。
余計なものを、と思わずにいられない観覧車が回っている。
左側に建っているのはエジプトから運んできたオベリスク。
ここはご存知、ルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された場所だ。
シャンゼリゼ大通りの正面には、
有名な凱旋門が小さく見える。
シャンゼリゼ大通りの歩道の一部は、
クリスマスマーケットとなっていた。
陽気な屋台が並ぶ。
夜の散歩の終点は
ナポレオンが「世界最大の門を」と望んだ凱旋門。
やはり近くで見ると迫力がある。
ナポレオンの命により着工されたが、
完成はナポレオンの死後19年経った1840年。
とにかくパリはどこを見てもくやしいくらい絵になる。
では、逆に、パリの人が来日した際、
東京で案内したいところってどこだろう?
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