ヒラリー・クリントンの元カレ
(全体の目次はこちら)
ヒラリー・クリントンの元カレ
- 片田舎のガソリンスタンドで -
2016年米大統領選に向けた動きが注目されている
ヒラリー・クリントン前国務長官の回顧録「Hard Choices(困難な選択)」が
6月10日、出版された。
ヒラリーさんと聞くと、どうしても忘れられないジョークがある。
ヒラリーさんがファースト・レディ、つまり
ご主人のビル・クリントンが大統領だったころに聞いた話だ。
ビルのほうは、某女性との
不適切な関係(relationship that was not appropriate)で、
全米のマスコミのバカ騒ぎの渦中にいた。
今考えてみると、ある意味なんとも平和な時代だった。
当時、私は米国で働いていたのだが、
ある日、同僚の米国人エンジニアがニヤニヤしながら寄ってきて
こんな話をしてくれた。
ビルとヒラリーの二人が、
ビルの運転で米国の片田舎をドライブしていた。
途中、ガソリンスタンドに立ち寄ると、
そこのご主人は、偶然にも
ヒラリーが高校生のころにつきあっていた元カレだった。
懐かしい再会に思わず声をあげるふたり。
いまさらコソコソする理由もないので、
ヒラリーは、すっかりおじさんになってしまった元カレを
ビルに明るく紹介した。
ガソリンを入れ、「お元気で」と別れる二人。
しばらく走ったところでビルが言った。
「君は僕と結婚したから、今はファースト・レディだけれど、
もし、さっきの彼と結婚していたら、
いまごろは、田舎のガソリンスタンドのおかみさん、だもんな」
ヒラリーはさらりと答えた。
「なに言っているの。
もし、私が彼と結婚していたら、彼がいまごろ大統領よ」
これがジョークになるくらい
ヒラリーさんは、当時から人気、実力ともに備えていた。
さてさて、ビルは2016年、ファースト・レディではなく、
「the first husband(女性大統領の夫)」になるのだろうか?
(全体の目次はこちら)
« 「ロケットで宇宙へ行こう」が発表された年 | トップページ | マドンナの追悼スピーチ »
「ニュース」カテゴリの記事
- 接続はそれと直交する方向に切断を生む(2024.08.18)
- ついにこの日が来たか(2024.07.28)
- 実戦でまだ指されていないものが定跡!?(2022.08.28)
- 『違和感ワンダーランド』の読後感(2022.05.15)
- 恥ずかしいから隠すのか、隠すから恥ずかしくなるのか(2022.03.06)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 黒目川 (2) 遡行(2025.01.19)
- 黒目川 (1) 遡行(2025.01.12)
- 付箋を貼りながらの読書(2024.12.29)
- この話、この雑誌にぴったり(2024.11.10)
- 新東名高速道路 中津川橋 工事中(2024.10.27)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- どんな読み方も黙って受け入れる(2025.01.05)
- 付箋を貼りながらの読書(2024.12.29)
- 後日に書き換えられたかも?(2024.12.22)
- 内発性を引き出してこそ(2024.12.15)
- 生物を相手にする研究(2024.12.01)
「社会」カテゴリの記事
- 接続はそれと直交する方向に切断を生む(2024.08.18)
- ついにこの日が来たか(2024.07.28)
- 「科学的介護」の落とし穴 (3)(2024.03.10)
- 読書を支える5つの健常性(2023.11.19)
- 迷子が知性を駆動する(2023.04.02)
コメント