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2013年6月16日 (日)

どうだっていい

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どうだっていい

- 安藤忠雄さんが撮った写真 -

 

AKB48の総選挙とやらが終わった。

総合プロデューサーの秋元康さんは、自分が仕掛けたこのお祭りを
どんな思いで見ているのであろうか?

その秋元さんが、建築家安藤忠雄さんとのエピソードを新聞の小さなコラムで
紹介していたことがある。 (2009年2月5日 朝日新聞夕刊:以下水色部 引用)

 

安藤さんの他にもU2のボノと、豪華な顔ぶれだ。

 U2のボノと安藤忠雄と会食した時のことだ。

ボノの英語を必死に理解しようとする僕に安藤忠雄が言った。
「言葉なんかどうだっていいよ」
記憶は曖昧だが、そんなような趣旨のことだった。

 世界的な建築家は、言語以上のもので会話をするんだと、僕は感動した。
英語も話せるのだろうが、彼は大阪弁を連発していた。
英語より、その大阪弁が通じていたような気がする。
大切なのは何を伝えたいか、だ。

 

世界中を忙しく飛び回っている安藤さんだが、安藤さんなら、
たしかに、あの大阪弁でどこでも自在にコミュニケーションがとれるのではないか、と思えてしまう。
いつ聞いても、まさに伝えたいものがあふれている熱い語り口だ。

 会食後、U2の熱烈なファンである僕のマネジャーが
ボノと写真を撮りたいと言った。

安藤忠雄がマネジャーのデジカメのシャッターを押してくれた。
光栄なことである。世界の安藤忠雄自ら撮ってくれたのだから。

 帰りの車に乗ってから写真を見ると、
手元が狂ったのかピンボケだった。
それでも、何やら、不思議なエネルギーを感じる写真だった。
ピントなんかどうだっていいのかもしれない。

ピントなんかどうだっていい。
ボノと一緒に過ごしたことの価値はピントにあるわけではないのだから。

今、直面していることは「どうだっていいこと」ではないのか、
そう自問することは「どうでもよくないこと」を考えるキッカケにはなる。

 

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