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2013年1月10日 (木)

バーンスタインの指揮

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バーンスタインの指揮

Itay Talgam(イタイ・タルガム)のTEDにおけるプレゼンテーション
  Lead like the great conductors
を、TEDのページで見た。

NHKの番組「スーパープレゼンテーション」でも
2013年1月7日に放送されたプレゼンテーションだ。

NHKでは「名指揮者から学ぶリーダーシップ」との副題をつけていたようだが、
指揮者と経営コンサルタントという二つの顔を持つタルガム氏が、
20世紀の名指揮者5人の映像を上手に使って、
指揮者(リーダー)のパターンを面白く紹介していた。

ムーティ、R.シュトラウス、クライバー、カラヤン、バーンスタインといった
なつかしい指揮者の古い映像がでてくるので、
クラシックファンであればそれだけでも楽しめるが、
音楽に特化した音作りの話ではなく、
リーダーシップや共同作業といった一般論に繋がるような内容になっている。

 

タイプ別の説明は本編にまかせるが、
特に、最後のバーンスタインの映像がほんとうに楽しくてすばらしかった。

そもそも、その映像を紹介する際のコメントがいい。

My friend Peter says, “If you love something, give it away.” So, please.
--「何かを愛しているなら それを与えること」--

もちろん最初から聞くことをお薦めするが、
バーンスタインの映像だけでも、ということであれば本編動画の19分あたりからどうぞ。

 

 

そう言えば単行本
  小澤征爾x村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」
にも、カラヤンについてのこんな記述があった。
TEDのカラヤンへのコメントと合わせて読むと、またちょっと深くなる。

P231
小澤:カラヤン先生なんかに至っては、全部そっくり暗譜しているくせに、
   ずっと目をつぶって指揮しているんですよね。

   彼が最後に指揮した『ばらの騎士』なんてね、僕は近くで見ていたんだけど、
   最初から最後まで目をつぶりっぱなしだったです。

   最後に三人の女性が一緒に歌うところがあるじゃないですか。
   歌い手たちは歌いながら、もう集中して、
   びっしり先生に視線を注いでいるんです。
   それなのに、先生の方は目をまったく開かない。

村上:目を閉じたアイコンタクト?

小澤:どうなんだろう。
   でもとにかく歌い手たちは先生から一瞬たりとも目を離しません。
   三人の女たちが、まるで糸でぐっと結ばれたみたいに先生を注視している。
   あれは不思議な光景だったな。

 

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