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2012年10月28日 (日)

トルコ旅行記2012 (15) イスタンブール 地下宮殿とブルーモスク編

トルコ旅行記 2012/7/8-7/17 (旅行記の目次はこちら


(15) イスタンブール 地下宮殿とブルーモスク編


2012年7月14日

昼食は、アヤソフィアの近くのロカンタで。

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味は美味しくて申し分なかったが、観光地のど真ん中のせいか、まさに観光地価格だった。

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地下宮殿に行く前に、ちいさなこれを紹介。

 

【ミリオン】

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左側の写真中央の高い部分ではなく、中央左下の小さな石。
ビザンチン帝国の0キロポスト。

4分割統治状態だったローマ帝国を統一した皇帝コンスタンティヌス1世は紀元330年、
ローマ帝国の都をここに移した。
この地が、皇帝の名にちなんでコンスタンティノポリスと命名されると、
まさに「すべての道」の距離の基準をここに作った。
それがこのミリオンだ。この地点を基準に帝国各地への距離が計測された。

観光客でも気にしている人はほんとに少ないが、見逃すわけにはいかないだろう。
(見たからと言って石柱自体になにがあるわけでもないけれど。)

 

【地下宮殿】
その名の通り、地下に降りていくと、こんな感じで見え始める。

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失われてしまった柱もあるようだが、元は336本もの柱があった。高さ約9m。

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ここは地下宮殿と呼ばれているが宮殿ではない。地下の大貯水池だ。
もともとは単なる都市の「みずがめ」。
今は観光客が入れるようになっているが、もちろん使われているころは水の底だ。
水の中に、この壮大さ、美しさ。 しかも千五百年前。

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4世紀から6世紀にかけて作られたものだという。
貯水池の水は20kmも離れた郊外の森から、土管や水道橋を流れてここにやってきた。
ヴァレンス水道橋という4世紀に作らた水道橋が旧市街には残っているが、
その水道橋こそここへの水道だ。

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トプカプ宮殿の水ももちろんここから供給されていた。
スルタンの喉を潤していたわけだ。

コリント様式が主とはいえ、柱にはいろいろな種類の石が使われている。
帝国領各地の古い神殿から運ばれ流用されたためらしい。
4世紀から見ての「古い神殿から」だ。

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1984年の大改修時、2mにもおよぶ底の泥を取り除いたところ、
巨大なメドゥーサの頭部がふたつ見つかった。

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どこから運ばれてきたものかもわかっていない。
その意味も、「魔除け」という説と「単に土台の石として使っただけ」という説があり、不明。
いずれにせよ、誰の目にも触れない水中に千五百年以上も眠っていたことになる。

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なお、こういった地下貯水池は、市内各所に残っているらしい。
一部は改修されてホールとして使われていたりもする。

 

地下宮殿を出ると、観光客相手の屋台、出店が並んでいた。

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【スルタンアフメット・ジャーミィ:通称ブルーモスク】

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入り口にはイスラム教の説明パンフレットが用意してある。
英語、日本語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、中国語の8言語が揃っている。

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入り口では全員靴を脱ぐように言われるが、
同時に、肌の露出が多い女性には大きなスカーフを貸し出していた。

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中は、まさにブルーを基調としたタイルが美しく息をのむ。

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1616年の完成。徳川家康の没した年、江戸時代が始まったころだ。

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中央ドームは高さ42m。中は2万枚におよぶイズニックタイルで飾られている。
モスクには、全部で260にものぼる小窓があるため、思ったよりも内部が明るく、
ステンドグラスの色と合わせてタイルの色が映えている。

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美しい独特な空間ではあるが、全員が素足になっているせいか、臭い。そう、くさい。
真夏の一番暑い盛りだったのでよけいそうだったのかもしれない。

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少し引いて見ないと柱かどうかもわからないほど太い。

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モスクの尖塔、ミナレットが6本もあるモスクは世界でも珍しいとのこと。
6本が入った写真は夜、撮ったものにあったのでそれを添えておく。

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そうそう、モスクに入る前には、こうして足を清める場所もある。
そうしているのは信者さんだけ、という感じではあったが。

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今日はここまで。

 

お別れに、トプカプ宮殿のそばで出逢った猫を。

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(16) イスタンブール グランド・バザール編に続く。 (旅行記の目次はこちら

 

 

 

 

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コメント

美しい独特な空間ではあるが、全員が素足になっているせいか、臭い。そう、くさい。
真夏の一番暑い盛りだったのでよけいそうだったのかもしれない。

↑ 笑い

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